2007年9月30日日曜日

9月30日(日)校長半年

1. 休みの朝
・ 日曜日は通常日に比べ幾分遅く起床、ウォーキングに6時30分頃出発するのが習慣。今日は雨があり、何時もとは違うルートで約1時間歩く。最後は行きつけの喫茶店でモーニングを頂きながら新聞数紙に目を通す。私にとって至福のときだ。すべて忘れて気持ちが幸せになる。1週間で一度だけのゆったり、ゆっくりの時がこの朝の喫茶店の時間である。
・ 暑さが急激に去り、一挙に秋の深さを感じる気温と空模様、洋服の秋冬物も用意しなければと思うが、もう一回は暑さが蒸し返そう。
2.「私学芸術文化祭典
・ 大阪私立中学校高等学校の芸文祭に顔を出す。府立青少年会館で13時より、本校の「雅楽部」が出場する。応援に出かけた。保護者も来られていた。
・ 「存在感」があって大変良かった。古式ゆかしい服装や烏帽子姿が照明に映えて美しかったし「越殿楽」も聴衆を魅了した。来年も又楽器を増強してやろう。このクラブの顧問先生は本当によくやってくれている。人物だと思う。
3.「校長半年雑感
・ 本年4月校長を兼務し、丁度今日で半年経過した。飛ぶように日は過ぎたようであり、又遅々として進まない毎日だったという複雑な感じである。些かの疲労感もある。近隣の中学校訪問と塾関係への対応を除き、外交には時間が取れず、大半の時間を「内政」に費やした。「教職員説明資料もよく作ったなー。」
・ 「学校の形の変革」、「施設設備の更新改良」が大きな成果であったが、「まだまだ出来た筈」だという気持ちと「これくらいのペースで良かった」という思いもある。「教職員のキャパシティ」の問題もある。「溢れ返る洪水のような改革の嵐」(自分はそのように思っていないが)は時に大きな軋轢を引き起こすが「浪速では結果的にまったくなかった。」
・ これは「組合分会員も含めて教職員の理性と見識の現われだと高く評価」している」。最も福田内閣ではないが「背水の陣浪速」であったことは間違いない。それも今や完全に脱した。油断は出来ないが、今は「新校舎建設」を言葉にできるほど「前向きな対応」が可能となった。「10年以内に新校舎」を造りたい。教職員の理解と協力に感謝しているし、今後とも期待している。
・ 後は「新人事制度の構築」である。これですべて「浪速改革は完了」する。あと半年の辛さであるが全員で乗り切って「21世紀の浪速の礎」を固めていきたい。将来の浪速を担う若い教職員と入学してくる生徒の為にベテラン教員はここで理解を深め、協力して欲しい。
・ 思えば昨年の今日、9月30日は「四国への旅に出た日」である。私にとって生涯忘れられない日である。去年の今日も小雨が降っており、近鉄阿倍野前から高知の中村・宿毛行きの深夜高速バスで出発したときの気持ちは今も忘れられない。この時点では「浪速にご奉公」するとは思いもしなかった。我が運命であり、ご縁である。「全身全霊で浪速の為に頑張り、我が使命を果たす。」