2007年10月27日土曜日

10月27日(土)校外研修会

1.校外研修会
・昨日は11時過ぎ三重県の青山高原に13名のメンバーが3台の車に分乗して向かう。私は進路指導部長の運転する「学校車」にで副校長、事務長と共に乗せてもらった。PTAから寄贈されたホンダオデッセイの乗り心地は悪くはない。初めての「校外研修会」である。別に校内でも良かったが、「寛いだ雰囲気で、夜遅くまで議論する機会」があっても良いと考え、初めて企画したものだ。テーマは来年度の学校行事について総合的に見直すための諮問機関「行事検討チームの答申」を校長が受けるというもの。
・場所はかねてからお願いしていた「大阪天満宮所有の青山山荘」であり、生憎雨であったが見晴らしの良い立派な建物で十分すぎる広さである。到着後早速議論に入る。チーム長がまとめた経緯と結果を追いながら議論を重ねる。「立派な答申書」であった。高校教務部長のHチーム長のリーダーシップとまとめに敬意を表する。
・来年度から中学校は運動会を再開、高校修学旅行は海外と国内との2本立てとする。4月の入学式からの校内行事の集約他「多くの新しい企画」などが盛りこまれた内容になる。今後は科コース長、運営委員会、職員会議等の全体に広げて学校意思として細部を「職制」でまとめていくように指示して答申を受け取った。チーム員の皆さん、ご苦労様でした。行事が増えればそれだけ仕事は増えますが、生徒の為です。宜しくお願い致します。
・「天満宮の宮司ご夫妻」が16時過ぎ山荘にご到着。びっくりするような豪華なお肉を食べきれないくらいご持参いただき、宮司と令夫人の手になる「シャブシャブ鍋」が夕刻から始まる。名誉理事長と奥様が二つの大きな食卓丸テーブルに分かれ、教職員が取り巻く形での夕食会であったが、教員側も言って見れば「一つの大阪のお顔」である大阪天満宮宮司、大阪府神社庁長、本校名誉理事長ご夫妻との語らいは本当に記念する日になったと思う。宮司ご夫妻も初めて本校教員と親しく懇談する場を持たれ、座は大いに盛り上がり、本当に楽しそうであられた。翌日のご予定もあり20時頃帰阪の途に。
・私は10時前には眠りについたが、一部メンバーは夜1時頃まで進学指導や生徒指導のあるべき論で盛り上がったと聞く。「こうところが校外研修会の良いところである」。夜の片付け、ご用意頂いていた朝食の素材を使い、最も若い教員が調理して、皆に朝食を食べさせてくれた。「この男はすごい」。早い組は6時過ぎに学校に向けて出発、後続は9時30分過ぎには学校についている。丁度2時間弱の車程でこの「浪速中高青山研修所」は十分使い勝手の良い研修所だと認定できた。今後も使わせて頂く。
2.中学校入試第1回プレテスト実施
・「対昨年比予想を大幅に超える申込者と参加者である」。嬉しい限りだ。生徒が試験に取り組んでいる途中で保護者に10分ほど学校長としてご挨拶する。話題はなんといっても先に発表された「全国小中の学力テスト」のことになる。
・今日のテスト結果は今日中に採点され、29日(月)に校内でオーソライズされた後、塾関係者や受験生に結果を発送することになる。そして2回目が11月24日(土)に予定されており、これで大体来年度の中学校の大枠の生徒数が決まってくる。これからは今まで以上に神経が休まる暇はない。「私学経営は本当に大変だとつくづくと感じる。
・夕刻、帰りの阪和線電車内で数人のお母さんたちから、ご挨拶を受ける。見知らぬ方々だったが、丁度プレテストを受けて帰宅の途中であったのだろう。ある保護者は、小さなお子さんを手につないで「先ほどの先生のお話、大変感動しました。是非この子を入れさせたいのですが、・・・ちょっと学力が足るかどうか?・・・」「是非頑張って来てください。」と激励申しあげた。