2007年11月13日火曜日

11月13日(水)慌しい一日

1.公認会計士来校
・ 本校の顧問公認会計士が「中間決算」の監査に来校、パートナーを引き連れて3名 、 始まる前にしばしの雑談、U公認会計士は本年度よりお願いした先生であり、会計士の変更は「本校での私の最初の仕事」であった。
・ 中々お顔も広いが、映画にも関心がおありで、「知り合いの映画監督を紹介するから是非会え」と言われる。ご本人もエキストラで映画に出演されているとか。「ゼロからの風」という田中好子主演の映画で「交通事故で突然奪われた息子の命、母親は軽すぎる刑法と厳しい社会の現実と闘い続け、法律を変えた」とチラシにはある。DVD購入などでご協力しようか。
2.外国人英語教師への「英語版就業規則」を説明
・ 現在二人いる英語ネイティブ教師へ説明。大いに感謝される。
3.中学校保護者「授業参観」と懇談会
・ 50分授業で6限目に授業参観
・ その後保護者懇談、テーマは「携帯モラル」と「高校進学」
・ 1,2年生と3年生は別々の教室で校長挨拶、「校長は高校ばかりに気が入って中学に関心を示さないという声が出る前」に積極的にお話をすることにした。与えられた時間は十分ではなかったが「顔を見せてご安心」頂くことが校長の責務の一つである。「中学生は本当に可愛い。子飼中の子飼、大切な大切な生徒だ。」
4.理数科K教諭 入る
 ・パソコンを持参して入ってくる。「画面を出してこれを見よ」という。中々上手い使いようだ。そういえばこの前も図書研修部長がパソコンを持参して入って報告に来られた。先生方はそのようにして生徒データや校務運営のデータを蓄積されている。
 ・軽いノートブック型だから可能であり、「ノートにしておいて良かった。」と思った。肝心の問題の報告よりもこちらのほうが記憶に残る。あの時、比較的安価なデスクトップにしたらと情報委員長には言ったが、彼の反対でノートにしたもの。一本取られた感じだ。それにしても先生方が個人パソコンを上手く戦力化してくれつつあるのが嬉しい。
5.3年生担任O教諭 入る
 ・国立大学の公募推薦の「面接試験の予行」を校長にして欲しいと生徒からの要望あり。 「OK」19日とした。
6.教務部長 入る
 ・女性徒が寒いと言っているので「暖房を許可したい」と。すぐ「OK」と。
7.某大手新聞社から「取材申し込み
 ・「ウーン」としばし考えたが、独占取材ではなくて「コメントを求める程度」の話と考え、受けることにした。現在は「基本的にマスコミの取材は断っている」が今回は例外だ。 来週、記者が東京から。
8.国税庁査察官マルサ 10時から16時過ぎ
 ・ご熱心に査察、夕刻事務長補佐から本日分の報告を受ける
9.何か慌しい一日・・・
 ・何も動きのない日と今日みたいに電話が鳴り響き、人が頻繁に出入りする日がある。今日は昼食も取れなかった。余計に慌しく感じるのは「来年度教員採用の件」が気になり、頭の片隅でこれが動き回っているからかも知れない。
・それにしても架空のクラス数を決めて教員配置を考えるのも大変だ。現在の入試システムでは私立学校側が一方的に「入学者数を1クラス40人として総クラス数を決められない仕組み」のことを世間の人はご存知あるまい。
・前任校はそのような苦労はまったくなかった。40人一クラスで8クラス分320名を成績順に頭から合格とすれば良かったのだから、簡単な話だ。今私は私学で様々な勉強をしている。私のように「公立のトップ校」を経験したものからすれば、「私学関係者の切ない気持ち」が良くわかる。ますます「いとおしく」なる。「この学校の為に現役最後の力を振り絞って頑張ってやろう」という気になるのだ。