2007年11月17日土曜日

11月17日(土)第2回高校入試説明会

1.昨日の夕食慰労会
・ 珍しく朝から「頭が痛い」、心配事があるのではなくて、単なる「頭痛」だ。今日は午後から大切な入試説明会があるのに困った。バッファリンを倍、服用しても直らない。昨夜は前祝として入試広報室,広報情報委員会の先生方を慰労すべくご招待したのであるが、場所はナンバにある、初めて行くお店。2階への小さなエレベーター一つが出入り口で、非常口などもない何か薄暗い不気味な感じのお店。飲み放題、食べ放題というが、完全に飲み干してグラスを空にしなければ次のものが注文できないし、料理も冷凍をエレックして出している。料理の部位によっては冷たいところがあるし、ピザのトマトソースにいたっては、色がレンガ色に変わっている。「船場吉兆」ではないが賞味期限は大丈夫だろうな。
・ 元々天王寺阿倍野界隈がホームベースであるが、偶には「場所を変えよう」と判断し、ある先生に手配をお願いしたのが失敗だった。二度と行くべきところではない。飲んだお酒に何か混ざっているような感じでそれが頭を痛めているのだと勝手に想像している。聞けば探した先生も初めてで今朝はさすがに落ち込んでいた。皆元気で出勤してくるか心配だったが、これは杞憂に終わった。
2. 第2回高校入試説明会
・ 前回の10月20日に続く2回目、大きな山場となる日である。「前回を上回る参加者」を得た。嬉しい限りだ。一挙に頭痛が消えた。何人お集まり頂いたかは「企業秘密」であり明らかには出来ないが、今日の特徴は女生徒の姿が目立ったことだ。 今日も一生懸命校長として「お話」をした。パンチはあったと思う。「正直に率直に思いを伝える。これが私のプレゼンテーション」である。
・中学3年生と保護者が揃っているところでのお話は結構難しいのである。生徒の関心事と保護者のそれは微妙に違う。「勉強のことを余りやる、やる!」というと「生徒は少し引く」し、甘いことばかりだと保護者の期待を裏切る。従って今日はまず「部活動の楽しさ」から話に入っていった。何か今日は話していて「大阪市長選の候補者」みたいに思えてきた。「浪速です、浪速です。宜しく宜しくお願いします」って訳だ。
・ 次回は12月8日(土)が最終回となる。そして年明け1月8日の始業式から「教育相談会」となり府下一斉に公立中学校サイドとの個別相談の運びとなる。私学の「入試システムは面白い。」しかしこんなことを言えるのはある程度の手ごたえがあったからで、参加者が少なかったりしたら、こんな悠長なことは言ってられないだろうな。顔色が青ざめるか。
・ 今回はこういうケースもあった。ある男性の保護者はご子息を連れて「剣道部に体験練習に来ました。」と。聞けば本校の剣道部の顧問のY教諭の体験指導を中学校時代の剣道指導者に薦められたとのこと。確かに本校の指導者は国体全大阪剣道チームの監督を委嘱されるくらい卓越した指導者であり、「なるほど」と頷いた次第。このように部活動顧問を慕って入学希望してくる生徒も多く、まさに「文武両道の学校」だ。このような先生は「我が誇り」である。
・ 又本日も、見たようなお顔だな、誰かなと思ったらなんとPTA役員の保護者が真ん前に据わって私の話を聞いている。何か変な感じだ。今回は妹の番で「母親は是非とも浪速に入れたい」というもの。終わった後校長室にそのお子さんを連れて挨拶に来られた。「賢そうな子」だった。「頑張ってね」と激励。私学は兄が浪速なら妹や弟も浪速と言うケースが多い。勿論、祖父、父、本人と「三代にわたる浪速っ子」というのも多いのである。
・ 来週月曜日に詳細分析して「来年度の高校クラス数を想定」する。それから「最終的教員配置」の検討だ。私学は次から次と段取りが決まっている。
3.16時半学校を退出、夜は会合があり、梅田へ向かう。些か疲労感を覚える。