2007年11月29日木曜日

11月29日(木)業務留め書き

1.鶴橋近くの大手有名塾を訪問
・ 昨日夕刻、鶴橋駅、下味原交差点そばの「進学塾の代表」を訪問し、特に「中学受験」について色々とお話を伺った。大変為になった。このように時々外部の有識者のお話を意識して聞くようにしている。「校長室にいれば徐々に外部が見えにくくなるのを戒めている」のだ。
・ それにしてもこの鶴橋駅には4年間良く通った。大体朝は早いほうで6時55分くらいには味原交差点を過ぎ、7時10分には勤務先の学校に着いたものだった。何時も私は3番目、来ている人は外部委託の門衛のお方と校務員さんお一人であった。駅から学校まで、頭の中は「今日はこれとあれ、近いうちにこれを打ち出すか」等々学校改革の思案の道で懐かしい場所であった。しかし久し振りの今日は風景は違って見えた。
・ 今もそれと同じような毎日だ。鶴橋駅が我孫子町駅に変わっただけで、行動と思考は全く一緒だ。少し年を取った分、体力が少し衰えたかと感じるが、まだいける。
2.お花が届く
 ・縁は不思議、昨日2年ぶりに鶴橋に行ったら、今朝、前の学校のPTA役員だったお方から胡蝶蘭のお花が届く。「感謝を込めて」とカードにある。この人のお嬢様は言ってみれば私の教え子で、このたび念願叶って「府の教員採用試験に合格」したという。
・ 色々と昔を思い出すのだが「良い教師になって欲しい。彼女ならなれるだろう。根性がある。」それにしても彼女を卒業させて5年目か、早いものだなー。
3.日経新聞記事  本校関係部分そのまま
 ・ 先だって取材を受けた日経の記事が本日出る。見出しは「特待生はどこへ行く」「高校、副作用を敬遠」「野球校に厳しい目」とあり、私の思いは伝わった記事の内容になっている。
・ 「大阪の伝統校で今夏ベスト4の浪速高は昔から野球特待制度を持たない。住友金属工業出身で大阪府初の民間人校長として教育界に転進した後,同校理事長についた木村智彦はベスト4入りした翌日の新聞記事のスペースを広告費に換算した。」4千万円。「広告効果は確かに大きい」
・ しかし民間出身の目からすると特待生制度を設けてまで強化するほどの効果は認められない。400校弱の高校が導入している現在、「特待生制度で勝っても当たり前。高校の差別化にはならない」という。
・ 「ウチの子と特待生制度のある学校の選手では体つきが違うが、小さい子が大きい子に立ち向かう姿にこそ意味があると思った」と木村。
・ 普通の高校がうける時代になったのだ。
4.来年度採用教員
 ・2次募集していた数学、国語の新規採用教員が全て決定されたとのこと。公立の採用発表後につき応募者は極めて多く、センターの副校長いわく「大変良かった」とのこと。
5.職員会議
 ・「来年度行事が決定」。順調だ。素晴らしい。
6.職員集会
7.理事長・校長公式メッセージ
・公式サイトにアップ。「論考:教育改革という言葉」今後時間を見つけて教育改革・学校改革の論考を普遍的にまとめて随時発信していきたいと考えている。本日は1稿目「教育改革という言葉」だ。