2007年12月15日土曜日

12月15日(土)中学校入試説明会

1.最後の中学校入試説明会
・ 肌寒い、本格的な冬らしい気候の中、「多くの保護者」に来て頂いた。通算5回目の行事だ。来校された保護者の数は昨年の倍という。「高校のそれと違って雰囲気は完全に異なる」。公立中学校を避けてわざわざ私立中学を選択しようとする理由は各ご家庭でそれぞれであろうが校長の話に聞き入るスタイルは真剣そのものである。
・ 中学、高校と又時期によって微妙にお話することは異なるが「面倒をみさせてもらう」「面倒見の良さが本校の特徴」と校長は声を高くする。「誠意の浪速」を前面に出して本日もお話をした。これだけは自信を持って言える。
・ 年が明けたら、すぐ「1月19日に第一次試験」が一斉に始まる。各学校で言い方は様々だがこれが「一次A選抜試験」、そして翌日の「1月20日に一次B選抜試験」となる。Bを翌日にしているのは、二つの学校の試験を受けてみたいと言う生徒の為と一次Aの自己採点で「ウーン」と感じた生徒が2番手の学校への手がかりを掴むための機会の提供である。
・勿論一次Aで募集定員一杯になれば言うことはないのだが、現実には学校によってはそうも行かないことがあり、受験生は第一志望、第二志望と色々と「自分の実力を考え受験先を考える」。本命は一旦決めて、勝負とばかり超難関にトライすることもあれば、なくなく二時志望先に変えることもあろう。
・ そして本校の場合、しばらく空いて「1月25日に二次選抜」がある。二次以降は各学校でタイミングは様々であり中には実施しないところもあるし、更に三次、四次と機会の多いところもある。風評では少子化の中で各私立中学校、「生徒の確保に躍起」のところがあると聞くが「浪速中学は浪速らしい採用」を粛々と進めるだけだ。
・ 最近中学校受験生の「保護者からお手紙」を頂いた。教育熱心なある府民のお方からである。差し支えない部分を記載してみる。
今年の夏に学校を訪問させて頂きました時にとてもご親切に案内して下さいましたK先生(これは私が修正)、その帰り娘は“K先生のような優しい先生がいる浪速に行きたい。」と申しました。とても誠実にあたたかいお気持ちで迎えて頂きましたK先生・・・・。」子供や保護者はちゃんと見ているのだと思いました。この先生は前にも卒業した生徒の保護者が他件で校長に会いに来られたとき「K先生、どうされていますか。息子が本当にお世話になりました。」と懐かしそうに話しておられた。間違いなく生徒や保護者には誠実な教師であり、この「誠実というのがポイント」だ。私もこの点は高く評価している。こういう話を聞くことが出来るのは校長冥利に尽きる。本当に嬉しい。「誠意の浪速」本校のキーワードだ。
・ これで本年の入試業務が終わったかというとそうではない。まだ入試広報室は「データのインプット」が続いており、正直他校の情報などを確認し、最終方針を固める必要がある。本日夕刻、入試広報室と校長は打ち合せを持って方向を確認した。
・ 特に私からは全員を集め、データインプットに当たってはくれぐれも「社会保険庁みたいなこと」になってはならないと強く注意を喚起した。彼らもそれは分かっているが、このタイミングで「指導を入れるのが管理者の仕事」である。問題が発生した後「後悔」しても始まらないからである。こういうのは結構多い。