2008年1月9日水曜日

1月9日(水)俳優 赤井英和

1.静粛
・ 今朝から校内は静粛・平穏である。生徒も静かだ。誰しも1月初旬は年末までの最大出力から年末年始の休暇でエンジンを切り、いまだ出力を上げつつある段階なのかも知れない。 生徒までが静かなことが面白い。
2.中学校教育相談会
・ ところがこちらはそうもいかない。午前午後各一回、相談会の部屋を覗く。雰囲気はこちらも静かである。興奮する必要はどこにもない。
・ 「本部」に顔を出して「今現在何名?」と聞くのが楽しみだが、答えるほうも喜ぶ顔である。「もっと増やしてね?」と何時も言うのだが言われるほうは「?」と怪訝な顔をする。当たり前だ。増やすも何も、もう結果の決まっているような選挙の開票速報みたいなもので我々の力を超えたところにあり、最終何名になるのか、結果は神様しか知らないのだ。
3.年始の挨拶受け 続く
 ・ 今日も多くの関係者が来られる。「挨拶受け」。思い出せば「昔は自分もそうだったなー」との感慨がある。賀詞交換会などへもよく顔を出したものだが、学校社会では全くない。受けるほうも決まっている。制服会社、アルバム会社、修学旅行会社、工事施工会社等であり、完全にお付き合いする人間が変化した。昔の付き合いは「年賀状」だけだ。
4.校内イントラネット準備状況
 ・ 情報広報委員長 入る。校内イントラネットの進捗状況報告である。「順調」で17日に教職員説明会まで遂にきたと言う。「校内IT武装化の第2弾」である。
・ 内容は出退勤管理、申請書類の電子化、勤務管理、届け出管理、出張申請、電子承認共同予定表、個人別予定表、共有情報欄等本格的なもので、「画期的なこと」であると自負している。事務処理の軽減、申請主義、発生源主義、電子掲示板、書類の電子化と決裁の電子印鑑、ペーパーレス社会の実現、教職員間のコミニュケーション等「学校は変わる」。
・ 苦しい中であったが昨年10月個人別パソコンを配布し、この日に備えた。あれから3ヶ月今や「パソコンが出来ない」という教職員はいなくなった。「やれば出来るのだ。」ソフト開発に相当のコストがかかったが「将来の先行投資」である。
・ これで職員会議も運営委員会も性格が変わっていくだろう。給料の高い教職員全員を集めた職員会議で「どうでも良いような情報をだらだらと説明するような非効率なこと」はやめ、「本当に議論しなければならないようなことに集中」すべきである。
・ 事務室の人間も教員も「仕事のやり方を変えなければならない。」そうしなければ一向に仕事は減らないし、増えるばっかりである。2月3月と従来システムと並行して走り、4月から本番だ。これで私も毎日多くの書類に印鑑を押さなくて済む。電子決済だから、従来のように朱肉と書類の間を右手に印鑑を持っていちいち振り子みたいに手を動かす必要はなくなる。
5.俳優 赤井英和氏母校訪問
 ・テレビ局の取材でご母堂と共に本校を訪問。ボクシング部の場所の借用依頼がテレビ局からあって許可していたのを完全に忘れており、突然、O教諭と校長室に入ってこられ、「校長先生、この前は失礼しました。赤井です。」と。しかし礼儀の出来た人間で「どの世界でも大成するものは違うな」というのが正直な感想。これで赤井氏とは2回目で1回目はナンバスイスホテルの入口で、その時は相当酩酊していたが、それでもちゃんと挨拶の出来る男だなと感じたのを今でも覚えている。
・それにしてもこの男「女性の人気」がすごい。入試広報室の女性職員はとても若いのだが、もう「うっとりして、色紙を持って傍にボーッとたたずんでいる状態」で、当方がアレンジして赤井君に2ショットをお願いしたのだが、その時の目は潤んでいたな。副校長に言わせれば職員室の女性教員のほぼ全員がファン(本当?)らしく、中には「絶対、赤井さん」という先生もいるらしい。
・私も今日は赤井君と良く話をしたが、彼は「優しい雰囲気が全身から滲み出て、姿勢も決して偉ぶらないし、とにかくノリが良い。」そういうところが女性にもてる点かも知れないと感じた。優しくてノリの良い男が持てる条件ではないか。そういえば吉本の芸人の中でも優しそうな感じの男が良く持てる。陣内なんかもそうだろう。自分なんかにはほど遠い話だ。悔しいけどこればかりは仕方がない。
・肝心の番組の話をしておこう。テレビ朝日1月20日午後2時から3時30分までのOAで「母のぬくもり、そして母~吉永小百合と5人の母」に赤井さんのお母さんが登場となる。1月26日から山田洋次監督吉永小百合主演の映画「母べぇ」が全国ロードショーされるがその関連で「日本のお母さん愛情物語」を人間味溢れるエピソードを中心に紹介されるという。
・果たして赤井さんと母上がどのような会話をしたのかは、これは秘密です。今ここで明らかには出来ません。でも「とても良かった。」と恩師のO教諭は言う。最後に赤井君は後輩のボクシング部の部員に指導をしてくれました。皆さん、是非見てやってください。