2008年4月25日金曜日

4月25日(金)カフェテラス売り上げ

カフェテラス売り上げ
・ 4月9日にオープンしてから2週間が過ぎた。「生徒の人気は抜群」であるが肝心の「売り上げが伸びない」。生徒数は100名を超えているらしいが、面白がって「来るだけの者」もおり一向に売り上げが伸びないのだ。
・ 確かに雰囲気は明るく、ホテルのラウンジみたいな作りで42インチのプラズマテレビが壁にかかり放映されているからちょっと覗いてみようとなるだろう。それに「自動販売機」を揃えているから結構そこで売れている。今日日の子どもは自販機が好きだ。
・ 事務長と担当の主査が「浮かぬ顔」で部屋に入って来て、業者さんも「当てが外れて困っている」「開店当初はご祝儀で、普通は売り上げが上がるのだが駄目」「同時期に始めた市立の新しい中高一貫校と比べて1/2以下の売り上げです」「これではパートさんの人件費も出ません」と業者さんが言って来たと言うのだ。
・ 「エーッ」とこちらも「困惑」する。そんなに悪いのかというところだ。低いとは聞いていたがそこまでとは知らなかった。早速手を打つ。1年生の学年主任に「規制をかけていた1年生にもカフェテラスの使用を早く解除せよ」と。
・ 結果は25日解禁となった。次に「全教職員に一斉メール」だ。23日9時24分のことだったが、打った文章は以下の通り。
“別途保健体育部長からも依頼が行くかも知れませんが、カフェテラスの売り上げが伸びず、大変な事態になっています。現在ZZZZZ円平均の売り上げで、これでは4名のパート従業員さんの人件費も出ず、材料費など持ち出しになっていると言うことです。もともとの業者さんと契約を打ち切り、後に○○○○会社さんに当方から頼んで入ってもらった経緯もあり、何とか協力する必要があります。特に教職員で昼食にコンビに弁当等を購入し持参している方は何とか校内カフェテラスをご利用頂ければありがたいと存じます。食べる場所は職員室で結構ですし、何時もと言うわけにはいかないと思いますが時にはカフェレタスでというスタイルでも構いません。以上宜しくお願いします。
・ これに対して多くの返信があり、例えば:
“メール拝見いたしました。私は毎日コンビニなどのお弁当でお昼を済ましていますので、微力ではありますが協力させていただきます。せっかくのきれいになったカフェテラスなので、もっと活気あふれる場所になると嬉しいですね。”数学科 XXXX
のようなもので一応の効果はあったが、長続きしなければならない。
・ 言った手前、「私も食さないといけない」と考え、この日から3日間、カツカレー(330円)、健康弁当(380円)、本日は日替わり定食(400円)と3日連続で食べたが「ウーン、こんな値段では、こんなもんだろう」としか言えない。「微妙な表現だ」。
・ 23日15時に今度は業者の担当者を呼んで話をする。「協力を惜しまないが、メニューや味付けなど工夫をして欲しい」「市立の学校と何処が違うのか教えて欲しい」等々のべたが「どうも、きりりとしない印象」を受けた。
・ 最悪、今の業者さんが「撤退」と言うことにでもなれば「次の手は2案」ほど考えている。一つはPTAに「給食委員会」を設けて貰ってそこでやってもらう積りだ。丁度「助成委員会」を廃止して一つ組織が余っている。
・ 材料費、光熱費、人件費は一切学校が持ち、時給800円で10時から14時まで4時間、一人分3200円、4人として12800円のコストで済む。時間のある「保護者が可愛いわが子の昼食を作る」といって、一生懸命にやってくれる保護者はいないかなーと考えたりする。こうすれば業者ではなくて学校経営ということになるが、食堂営業は法的にできるのでろうか。保険所に届けることで可能ではないか。しかし「素人にはなー」と言う気もする。
・ もう一つの考えはショップ99とかファミリーマートとか「コンビニに出店を頼む」ことだ。大学などはこのやり方が最近出てきているという。「しかしなー」。まだ始まって3週間も経っていない。こういうことは忘れてカフェテラス繁盛のために努力するべきだ。
・ 元々売り上げが上がれば「マージンを期待」していたのだが、とんでもない話だ。こちらが大阪府や大阪市みたいに「補助金」を出さねばならなくなる。全教職員と生徒にお願いする。昼食は「まず家からのお弁当」、次に「カフェテラス利用」だ。
・ 決して駅の近くのコンビニで買わないようにと書くと「大問題となる。校長が商売の邪魔をした」と騒がれるのが落ちだ。「候補の一つ」にという表現が限界か。業者さんには私のアイデアを言った。
・ 「おにぎりをメニューに」「たこ焼きも入れても良い。8個300円でどうだ」」「バーガーは生徒に好まれるぞ」等々だ。「電子レンジは何時でも業務用を揃えてあげる」からとにかく工夫して欲しい。ただしアメリカ産牛肉と中国産餃子は駄目だよと述べたのである。私が主導してカフェテラスとケイタリング方式を実施しただけに、「私は必死」なのである。