2008年4月19日土曜日

4月19日(土)財団法人大阪国学院

1.財団法人大阪国学院修了式ならびに入学式
・ 今日は朝から直接出張先に向かう。「神社庁」(会館)にある「財団法人大阪国学院」での「神職養成通信制学校の卒業式と午後からは入学式」だ。本校は学校法人大阪国学院で財団法人の方から「分離独立」したものだが、今でも実質は神職養成通信制学校の財団法人大阪国学院が経営母体である。
・ 「財団法人の理事長は大阪府神社庁庁長」で現在その任に当たっておられるのが「大阪天満宮のT宮司」だ。副庁長は座摩神社のW宮司で財団の実行委員長、ご両氏とも本学校法人の理事である。
・ そういう「分家としての親戚」の関係で学校法人の理事長として私は「本家」の卒業式と入学式の両方に出席して祝辞を述べたり、玉串奉納など役目があるのだ。結構緊張するが、淡々とやるしかいない。私を除いてほぼすべての人が神職にある。
・ 2年次の教育で1学年大体50名、1年を修了すれば「直階」という階位を、2年次を修了すれば「権正階」を授与される。権正階からは確か「宮司職」が勤められると聞いたが確かではない。
・ 通信制だから他の生業を持ちながら勉強が可能であり、日本でも通信制の神職養成コースはここ大阪しかない。基本は「國學院大學」か「皇學館大學」で学び資格をとるしかないのだが、この通信制はもう30年余の歴史があり、結構人気のコースである。
・ 実は「本校の現職の教諭が一人学んでおり」本日直階が授けられた。理科のK教諭だ。1年次が修了し「受領総代」で記念品を授与されたくらいだから、「成績優秀」だったのだと思う。大変結構である。最も成績が悪いと理事長にすぐ伝わるから頑張ったのだろう。
・ 彼は人生設計として将来「小さなお宮」をお守りして地域貢献や焼き物などして田舎の地に生きることが夢だと昔聞いた。良いことだと思うが、今は「学校の仕事を優先せよ」と言っている。今は重要な仕事を任せている。
・ 朝9時から始まり、終わったのが15時だから、本当に長丁場だ。全国から参集するから一日ですべて済ますように配慮している。「神社神道の精神」が今見直されつつあり、多くの受講生を集めている。結構女性の姿が目に付くくらい女性神職も増えて来ているらしい。
・ 通信制学校の同窓会みたいな組織もあり、現在会長は「近鉄の代表取締役会長」だ。この方も10年ほど前の卒業生で「神職の資格をお持ちだ」。以前からも存じ上げているのだが、今日は一日中、おそばでお話をすることに。大手企業の立派な経営者であるが神社神道の絶対的な信奉者であり、お話は大変勉強になるし「面白い」のだ。「学校法人の理事長に就任して以来「お付き合いするお方」が全く変わってきた。
2.PTA役員会
 ・ 15時に終わり車に飛び乗って学校へ向かう。今日は「新旧の役員会」がある。本当に「現在の役員の方々にはご支援を頂いた」との思いがあり、「感謝の言葉」を述べたく直接に挨拶をしなければならない。
・ 15時30分過ぎ、到着。新調なったカフェテラス横の会議室に直行。間に合った。「新体制も強力布陣」だ。嬉しいことこの上ない。「ともに生徒の為に頑張って行きたい」とご挨拶をする。
・ 又「高校の教育後援会の体制」も決まり先の卒業式の校長、会長に依頼に対して好調な寄金の集まり状況とのこと。これまた嬉しい話だ。PTA組織と後援会組織とはまったく別組織として役員の兼務もしないことになった。それはそれでよい。
・ 「5月10日のPTA総会」に向けて諸準備が始まる。今年から「図書研修部長のS教諭がPTA担当」なった。お世話好きだし、フットワークが良い先生なので「PTAから評価」されるだろう。
・ 20年度も「新しい視点」でPTA活動を進めなければならない。もっと学年主任や類科コース長との距離を血締めなければならない。管理職はもう良いのだ。大切なことは「担任や主任、類長と保護者の間の距離」だ。
3.高島屋前で本校教諭にばったり
 ・ 学校から自宅に戻り、特段悪いところはないのだが、近くの歯医者に行き、歯石を取ったり、歯のクリーニングをしてもらう。口の中がとても気持ちよくなるので1ヶ月に1回は出かける。その脚で高島屋地下で夕食のお惣菜を求める。今日はサラダと天プラだ。
・ お店から出たところで、なんと本日卒業式、入学式で一緒だったK教諭、神職見習いとばったり遭遇する。連れはこれまた本校の職員で「お友達」である。二人とも本校卒業生の同級生という。少し「入っていたな、顔が赤かった。」どこかで示し合わせて「直階修了のお祝い」でもしたのだろう。 うらやましいくらい仲が良い。「男同士であんなのある?」って感じだ。
常日頃、学校にばかりいるので、今日みたいに少し外に出ると疲れを感じる」。早めの就寝だ。