2008年5月25日日曜日

5月25日(日)その1:日曜日の朝

日曜日の朝
・ 小雨の残る日曜日の朝である。何時もは5時過ぎに起きるのであるが日曜日は少々朝寝となるがそれでも7時にはベッドを出た。その後は住居の1階に下りて、新聞5誌を隅から隅まで目を通す。「至福の時」だ。
・ 小一時間で終わり部屋に戻る。朝食だ。牛乳、ヤクルト1本、りんご1/2個と決まっている。人はそれでは少ないと言うがその分昼と夜に食するからこれで十分である。テレビでは厚生労働大臣が久し振りに出て論陣を張っていた。この政治家は好きだ。
・ その後は1週間に一度の掃除だ。まず掃除機をかけてその後ウエットタイプの紙を巻いた「手動拭き掃除棒」を使って隅々を拭くのだが、掃除機をかけても綿埃というか小さなごみがたっぷりと紙に付く。しかしこれは「優れもの」だ。大変良い。
・ その後本を読むか整理だ。特に来週は修学旅行なのでその準備に入る。副校長が「ひざのサポーターは役に立ちますよ」と言ってくれたので午後にでも求めに難波に出る積もりだ。脚を痛めているのを気遣ってくれているのだろう。縄文杉登山の後、生徒は下り道を走るように下って行くそうだが、私にはそれは無理だ。ゆっくりゆっくりと行こう。
・ 医者は原因をはっきりとつかめられないが「腰のヘルニア」らしい。痛みが酷くてクスリを服用していたが、ようやく痛みが薄くなってきたので今は薬をやめて、少し体重を落とすことにした。
・ 還暦を過ぎてから体がどうも昔ほど思うようにいかない。58歳、59歳がピークのような気がする。このときは「健脚」そのものであった。この時の無理が祟ったのであろうか。人は私を見るたびに「元気だ。パワーを貰った。」などと言われるが、裏事情は色々あるのです。
・ 昨夜のブログは力を入れて書いたものだ。本校の教職員には是非読んで頭に入れて欲しいものだ。とにかく戦後60年を経て「改正教育基本法」が施行された。「教育は国家百年の体系」、国の根本政策に教育が来てもらわないと困る。
・ 日曜日、このようにゆったりとした時間の中では「頭が整理」出来て思索が深まる。5月16日のブログ「教育費」にて論述したが教育に関する財政出動は国内総生産(GNP)の3.5%が現在の規模であるが文部科学省はこれを欧米先進国並みに5.0%に引き上げるのが悲願である。
・ 今注目すべき法律が検討されているが、それは「教育振興基本計画」というものである。改正教育基本法の目玉中の目玉であり従来の理念法の教育基本法を「実践法」として高めるために「国は・・・、地方教育委員会は・・・」「教育上必要な支援を講じなければならない」「その実施に責任を負う」とかの文言が頻繁に出てくる。
・ その柱に「教育振興基本計画」があるのであるが文科省原案が明らかになりつつある。その中心は「教職員を2万5000人増やす」としている。加えて「法律の中に5%も明記」するという。
・ 現在教職員の数は公立私立で100万人弱くらいの規模だと思うが、25000人増と言うのは大きな数値だ。小学校英語の教師、理数系を中心とした少人数の指導に増員をと言った具合だ。基本的には「良いこと」である。
・ しかしこれには「立ちはだかる法律」がある。「行革推進法」は「児童生徒の減少を上回る割合での教職員の純減」を定めているのであるが、今後財務省との激しいバトルが始まるだろう。
・ 道路族は道路、橋がいると言い、医療制度のためには後期高齢者医療制度は必要だと言い、文化を残せと言う人もおり、財源の為には消費税を18%程度要ると言ったり、教員の数より「校舎の耐震強度」の方が先だという人も居たりで日本は「めちゃくちゃ」になりつつある。「今の日本に政治はない」。
・ ところで四川の大地震は「ダイジシン」と読むのか「オオジシン」というのか分からなくなってきた。テレビでは「オオジシン」とアナウンサーは発言していたが。