2008年6月3日火曜日

6月3日(火)その1:またまた禁煙の話

大阪府全面禁煙初日
・  橋下改革で最も評価するのは全面禁煙だ。他はすべて本校では済んだ話だ。本校の真似をしているとしか考えられないくらい手順が似ている。最初に購入新聞の数を減らしたところも同じだ。ただ唯一私が出来ていないのが「敷地内全面禁煙」だ。「悔しい」。
・ 「府庁、勤務中並びに敷地内の禁煙の初日」は曜日の関係で6月2日であった。府庁内の様子を大阪日日が記事にしている。「徹底振り」がすごいそうだ。実は私も昨日午後府庁に用事があって出張したが、「空気が綺麗」だった。
・ 「職場の外に出て喫煙すると一回に10分はかかる。税金を貰っている職員が一日に何度もやっては府民の理解を得られない」と知事は言い、この姿勢に禁煙運動を進めている「煙草問題情報センター」の渡辺と言う代表は「厳しい対策は煙草をやめたいと悩んでいる喫煙者を救うことにもなる。知事に心からエールを送りたい」と大歓迎。
・ 5月末から覚悟して禁煙に挑んでいる府庁のある職員は「もともと止めようと思っていたので良いきっかけになった」と話しているという。橋下さんは大変良いことをした。この人の「生命生存率の向上」を組織の長として図ったのだ。
・ 府庁内の反対意見派は登場していないが「権力の乱用」だと反対しているのが、ジャーナリストの斎藤某と言う人だ。「価値観の押し付けだ」とも言っているが、「もっと良く考えてものを言え」と言いたい。
・ とにかく何でもかんでも「コメント」する輩が最近多いのは困った現象だ。「条例・法律で決められている職務専念義務を守れ」と言っているのであり、権力の乱用でもなければ価値観の押し付けでもない。「法律論で整理」すべきである。
タスポ15歳の息子に貸す
・ 未成年者の喫煙防止の目的で始めた顔写真入りICカードの「タスポ」を41歳の母親が15歳の息子に貸して「未成年者喫煙禁止法違反容疑」で福岡区検に書類送検されたという。中学生の頃から吸っていたそうだ。こういうのを「悪事に手を貸す」という。
・ 「タスポは子どものために取得した、悪いことをしました」と言って反省もしているらしいが、とんだ親がいたものだ。面白いのは日本たばこ協会の広報担当でこの事件を「言語道断」と怒っているらしいが、「お笑い草」だよな。「タスポのPRは良いから禁煙のPRをしろ」。
朝会にて禁煙論議
・ ぼつぼつ「年貢の納め時」だよと言うのだが「むにゃむにゃ」と言う感じで始末に終えない。来年4月1日から1年遅れで本校も「敷地内、勤務中全面禁煙に移行」するよと言っているのだが煮え切らないのだ。仕事はすばやいが、このことに関してはまったくすばやくない。下を向いたり横を向いたり。
・ 現在6人の管理職がいるのだが「4人がスモーカー」である。それも相当ヘビーなスモーカーである。大体学校の「重要事項は管理職会議の賛否を参考」にして私は方向を決定しているが、今やったら絶対負けるからしないのだ。一人「やめようか、やめまいかぐらぐら」しているのがいるので、これが落ちれば3:3だ。
・ 次は校務運営委員会の賛否だ。これは間違いなく賛成派が多数だ。でもしっかりと票を読まねばならない。最後は職員会議の賛否だ。これもさっぱり読めない。
・ しかし「1年後にはやるしかないのではないか」。前にも書いたがそのうち煙草のみはお笑いの対象になってくるよ。しかし、喫煙派の先生方、「理事長もしつこいなー。いい加減に諦めれば良いのにと思っているだろうな。」しかし私は「諦めナーイ!生徒や教職員の健康に為だ」。最後の手段は「奥様」を味方に引き入れ説得するつもりだ。