2008年6月13日金曜日

6月13日(金)PTA社会見学会

・ 予定が立て込んでおり、じっくりと学校におられないが副校長がしっかりと留守を守ってくれている。今日はPTA活動へ一日お付き合いだ。本校では「成人研修会」というが一般的にいう「PTA社会見学会」である。
・ かかる行事には今まで公立時代を含めて参加したことはなかったが「今回は是非出席すべし、行くと言ったではないか」と保護者も強硬なので「喜んで出席します」と言ったのだ。お母さんのパワーは強い。行き先は秀吉ゆかりの「長浜」である。
・ 朝8時30分観光バスで正門前を出発。本校は昔から1台と決められているらしい。大体その程度の人数だったのだろうが、今回は「校長先生も参加されます」と案内したから直ぐに一杯になり「早いもの順」となったらしい。総勢45名である。
・ 圧倒的というかほとんどは妙齢なご夫人で男はPTA会長、副会長二人と私を含めた本校教諭3名の6名だけだから勢力バランスは完全に女性陣にある。迎えのバス奈良交通で、新車だという。確かに立派で美しいものであった。
・ しかし最初から驚くことになる。住之江ジャンクションから高速に入ったのだが、「シートベルト」をしなければならない。申し訳けなさそうに運転手さんとガイドさんが頭を下げられる。下げられる話ではなくて「しなくてはならない」のだが、慣れないから感覚は良くないのだ。しかしこればかりは仕方がない。
・ 「ガイドさんも面白い姿勢」になる。シートベルトをガイドさんもせざるを得ないから運転手横の補助席に座って「前の方を向いて」、後ろの我々にしゃべらないといけないから大変である。
・ 新しく作る観光バスはガイドさん用のシートを客席に向かって設置するようになるのではないか。そうでもしないとどうしようもなくなる。ただし通行の邪魔になってはいけないから設置の場所には工夫が要る。「天井から降りてくるシート」が最も良いのか。一生懸命私は考えた。
・ 今日のガイドさんは見るからにベテランのお方で推定年令も全く想定できないが、とにかく私の前で丁寧にガイドされていた。私は「彼女の頭と背中を見ながら説明を聞くだけ」だ。しゃべる方も大変だったろう。髪の毛の数を数えられるくらい頭を眺めていたのである。
・ それにしてもすごいガイドさんでした。「何でもご存知」で、もう完全に学校の先生的なお話になる。同じ事を時々2回はお話された。特に山内一豊と千代の10両へそくりと名馬購入の話は私は2回も聞いた。昼食の前と後と。
・ バスは長浜城、予定通りに到着。秀吉が最初に城持ち大名となった「出世城」だ。素晴らしい天気に恵まれ天守閣から四方が見通せて殊の外「満足した」。琵琶湖、遠く比叡山、安土山、浅井遺跡、「湖北の情感」が感じられた。
・ 待望の昼食だ。感じの良い「高級割烹レストラン」で料理も良かった。事前に幹事の方が下見をしているだけあって、皆さんご満足の様子であった。各円卓テーブル盛り上がっていた。時にお母さんも「このような機会が必要なのだ」と感じたものである。
・ 昼食後は長浜旧市街の散策だ。「レトロの趣」を漂わせながらお土産店や食べ物店などが通り沿いに並んでいる。皆さんは有名な「石焼パン」を買いに走っておられた。2種類しかなく一個が大きい丸いパンだ。生憎私が行った時は売り切れであったが匂いは良かったな。
・ 私はこういうところに来ると「お饅頭とお抹茶」と決めている。季節の茶菓子は地方地方で味があり嬉しいものだ。今日はやはり「青梅」であった。まさに今は青梅の季節だ。「日本人って偉い」。季節を大事にするところが素晴らしい。美味い、品の良いお菓子とお抹茶一服に満足した。
・ 現地滞在時間は4時間弱であったが、一同満足して学校に向かってバスは出発。途中草津のインターで休憩だったが多くの保護者が「お土産を追加」だ。縁ある方への心遣いであろう。
・ 我々は先頭集団、しゃべってばかりいたらあっという間に学校へ到着だ。最後にガイドさんが「こんな面白い校長先生、見たことがない。どこまで冗談でどこまで本気か分からず、存在感とパワーがあって、素晴らしかった。橋下知事の後に出られるなら私はウグイス嬢をさせてもらいます」とお世辞。
・ PTAにも「こんなに明るくてまとまりのよい、感じのよいPTAも初めてでした。運転手さんと私にとっても楽しい一日でした」とお褒めの言葉。「13日の金曜日の社会見学はこのようにして無事終了」したのでありました。