2009年3月7日土曜日

3月7日(土)その1:ビジネスランチ

・ アメリカのオバマ大統領誕生で外国の首脳として先月「ホワイトハウス一番乗り」を果たした麻生首相、政府自民党をはじめメディア、政治評論家の感触は「米国の日本重視の表れ」と誇らしげであったのは遂この前だ。
・ 麻生総理など顔が紅潮してホワイトハウスで大統領を並んで椅子に座っていたときのテレビ映像など「ゴチゴチ」で、「英語を使おう、英語を使おう」としていたが、ある米国の雑誌などは「米国政府関係者側はミスターアソウは何を言っているのか分からなかった」と正直に書いているらしい。
・ ただ間違いなく総理が着ている洋服だけはオバマ大統領に負けてはいなかった。「高級品」である。それにしても総理の「あのコートと白っぽいマフラー」はどうにかならないか。私はあれを着ておられるシーンを見るたびに「シカゴマフィアのスタイル」を連想するのだ。まあそんなことはどうでも良いが。気障過ぎる。
・ さてホワイトハウス入りした「2番目の外国首脳」であるがイギリスのブラウン首相だ。ブラウン首相と麻生首相とで対応に差があるのか、誰でも気になるところであるが、結果が出た。
・ 「ブラウン首相は昼食を招待」され、共にしながら約1時間会談し、そのまま記者団を招き入れて更に20分間事実上の「記者会見」を行ったと今朝の読売が報じている。また翌日には史上5番目という米国議会での演説の機会も与えられた。
・ 麻生総理は遠く十数時間もかけて太平洋を飛んでいったのに「食事は与えられず、記者会見もなかった。」時間は1時間20分だったから偶然か意図的か知らないが同じだった。
・ さあ、これで日本は厚遇されたのかどうか、判断は分かれるところだ。確かに一番にホワイトハウスに招き入れられるとうのは名誉だろう。しかし遠来の客に「飯も食わさないで帰す」ことが果たしてどうかということだ。
・ アメリカで暮らしたことのない人には感覚的にはピンと来ないだろうが、米国人にとって「ランチ」というのは極めて重要なアイテムで「ビジネスランチ」という言葉もある。米国では「昼飯を共にする」というのは「より具体的な話、より親しい仲間」という証明で「同じものを食べながら話す」のがスタイルである。
・ 「ゴックン」で財務大臣を辞めた中川さんではないが「昼食時に軽く一杯」は普通のことであり、アメリカのビジネスマンは「ドライマティーニ、ツイスト、オンザロック」を取るのが「カッコよい」スタイルとされている。ツイストというのは小さなレモンの切れ端がついており、これをひねってレモン汁を入れるからそのように表現されている。
・ 日本は夕食に呼ばれたりすると「最高のもてなし」とするが、それは世界共通で「晩餐会」と言う言葉はそのためにある。しかしそれらは「元首クラス」と恋人同士くらいで、一般人は「大体は昼食」が多い。
・ 日本でも「お昼時」と言う言葉があるくらい、人様の家を訪問して長引き、昼食時になったら「お昼でも」と言って「昼食を出すのが昔からの日本文化」だ。だから逆に「昼時分には訪問を遠慮」するのが日本文化でもある。
・ 大体お昼は「軽く、あるもので済ませる」と言う言葉も通常語となっているが、そこへ少し「改まったお」が出ると人間は嬉しいものだ。ほっとして話も弾む筈。とにかく昼飯を私はビジネスの道具として利用とは言わないが大切にしているのだ。それに昼食は夜に比べて「安く済む」。
・ 私はこの「昼食スタイルが好き」でお客さんとか外部のお方とは極力、夜の飯は一緒にしないよういしている。夜は内輪の教職員とだけに限っている。変な誤解を招かないためと大体教職員はお昼に時間が取れないからだ。
・ 前の学校で初めて4月最初の校務運営委員会のメンバーを囲んで「キックオフの昼食会」を実施したことがある。その時は皆一様に驚き、「これは何だ。なんか魂胆があるのか」と言う顔つきであった。実際「これくらいの昼食で買収されませんからね」と言った教員もいたのを思い出す。どうしようもない。
・ 教員が学校で「校長主催の昼食会」があるなど今まではなかったからびっくりしたものらしいが、本校でも私は実施している。それは「同じ弁当」でもつつきながら「頑張っていこうね」という私のささやかな気持ちなのだ。
・ 本校のお客様にはお昼時分になったら「昼食をおもてなし」することをきつく事務には言っている。しょっちゅう出入りする制服屋さんとか写真館などはお客様ではない。千早赤阪村の区長さんとか生徒がお世話になっている大学の先生とかだ。
・ 大体お弁当には「幕の内」か「うな重」が多い。勿論申し訳ないがお相手によって「クラス」が少しだけ異なる。これは当たり前だと思っているのだ。若い予備校の先生と老練の大学の先生とではいささか異なるようにしている。
・ お相手する当方もお相手によってご相伴するメンバーを替えている。私は極力出ないようにしている。相手が緊張してはいけないからだ。大体管理職が当たってくれているが大学法人の幹部となると、そうも行かず、私がご相伴に預かるというわけだ。
勿論、昼食はお出しするがお相手は不要でご来客だけで食事をしていただくこともある。
・ とにかく昼食が大切である。「多聞尚学館の学習合宿での昼食」がどのようなものになるのか今気にしている。朝,昼、晩と「お惣菜」を外部の弁当会社から宅配して貰うのだが「果たしてどのようなもの」になるのか。
・ 頭をコキ使う生徒は恐らくお腹が空くと思うし、「脳に栄養」を与えないと頭の中に何にも残らないのと違うか。進路指導部長にお試しで作ってもらい「試食せよ」と今朝指示したところだ。
・ そしたら理事長職務代理からお電話があった。昨夜のブログで多聞での値段の安い使い捨て箸のことを書いたが「危険」と言われる。あれは中国産で薬品で消毒していて「リスク」があるとのアドバイスだ。早速事務長補佐とチェックしてみたら、確かに「薬品の臭い」がした。失敗した。