2009年6月8日月曜日

6月8日(月)インターハイ出場

・ 学校が「落ち着いている」のと「明日の関西大学との連携調印式」の準備で今日の午後からの「校務運営委員会」は中止とした。明日は調印式の後、堺ロイヤルホテルに移動して「塾長様対象の学校説明会」もある。とにかく明日は忙しくなる。
・ 時々このようなことはあるのだ。とにかく会議などは極力少ない方が良い。校務分掌や学年主任の先生方が集まって会議をしても「方向性の議論」で「物事が確認」されるだけであり、実態はまだ何も変わらない。
・ 「次のステップが重要」なのである。会議の後、「先生方が行動」して初めて物事は進む。「会議の意味」はそこにある。会議をしたら「何かすべて出来た」と錯覚する向きもあるがとんでもない話だ。
・ とにかく会議は少なければ少ないほうが良い。教員は「職員会議至上主義」で育ち、文化土壌もそのようになっているからとにかく会議が好きだ。そしてその会議が腐臭を発散し始めたら「解決に動く」のではなくて職員会議そのものに出なくなる。「無責任」極まりない話だ。
・ そして会議をして「何も決めない」。時には「後ろ向き」のことを決めたりする。朝読書事件などは典型的な例だ。大体は「現状維持」が結論なのである。「昨年と同じです!」と言えば大体「スーッ」と進むのだ。だから学校は何も変わらない。「決めないような会議なら止めろ」ということだ。
・ 「私は聞いていない」「それは誰が決めた」とかは「レベルの低い人間の常套的発言」だが、本校ではIT技術を駆使し、各人に個人パソコンを持たせてからこのようなことはなくなった。
・ 各人時間のある時にメールを開いて見られる。大体各先生忙しくて全員が集まる機会を持つのはますますしんどくなっているのが現状だ。「廊下を歩きながらでも、廊下の片隅でも会議は出来る」と言うのが私の考えだ。
・ 会議は長くとも1時間で終わらせなければならない。「会議の席で初めて考える」などは「愚の骨頂」だ。結論を持って会議に来いということだ。「思いつきの発言」ほど周囲を迷わすものはない。

・ 朝一番に「弓道部と空手道部」が入ってきた。大阪大会を制して「インターハイ出場」を決めた。素晴らしいことだ。弓道部は力をつけてきた。「空手は常勝軍団」だが今回の弓道部は正直驚きだ。優勝旗と優勝カップが校長室に飾られた。明日の関大トップへ良いPRが出来る。「嬉しい」ことになった。
・ 今回の「弓道男子は個人戦で優勝、準優勝、団体でも優勝」だ。女子はまだ歴史が浅いがそれでも個人で4位、団体で3位だ。後一歩である。校長室で皆を呼び込み賞賛と激励をした。「新武道館に入るクラブ」のうち、「空手道部と弓道部が大阪ナンバーワン」になったのだからこれは「立派」で新武道館建設に拍車がかかる。剣道部も頑張らないといけない。

・ 募集していた本校の「ゆるキャラ」がまとまった。応募総数300近いものから生徒自治会で選出したものが50件、その中から生徒指導部の教員選出が20件、それから私が「優秀作品」と「最優秀作品」を選んだ。案を提出した生徒には「ふくろうの携帯ストラップ」が配られ、優秀賞以上には「図書券」が与えられる。
・ 最優秀作品は中学校1年生の男子生徒だ。お母さんにも手伝って貰ったという。それで結構だ。最優秀作品をベースに「ゆるキャラ」イメージを最終完成させる。「やはり校鳥のふくろう」をイメージしたものが多く最優秀作品もふくろうであった。
・ これで9月浪速祭に「記念のーキーホルダー」を作って全校生徒に配る。その前に「ネーミング」募集だ。面白いことになろう。中学、高校の学校訪問までに「ぬいぐるみ」なども作って本校志願者を歓迎するのだ。本校のイメージアップに一役買ってくれるだろう。ぬいぐるみに入る教員はもう決まっている。誰だが想像したら良い。

・ 「ベネッセのスタディサポートの結果」がまとまって進路が説明にきてくれた。一回目の分析であり、大変良く分かる。クラス別を見るとやはり「理数科は良く頑張っている」。全員の平均偏差値も大台を超えている。大いに期待出来そうである。
・ 次に当然「R-1」が来る。その次が肉薄して「T-1、T-2」だ。R-2は非常にばらついておりこれが平均値を下げている。過去4年間の1年生時のデータを見比べると完全に昨年から「生徒層」が代わってきているのが分かる。
・ 今の3年生はその前年度よりは良いのだが丁度「端境期」にあるのが分かる。このようにして「徹底的に現状を客観的に分析」し、指導の対応を取らねばならない。T-1もT-2も安心していると「徐々に落ちて行く」。それが今の2年生にも現れている。
・ 進路指導はこのようなデータを普遍的に教員と生徒にも出すようにしなければならない。私は指示した。データを全員のものにする努力が必要だ。生徒にもだ。「クラス単位で切磋琢磨する機運」が欲しい。それは担任と教科指導の教員の競争にもなる。

・ 保護者有志から「大きな胡蝶蘭の花」が届いた。明日の「歴史的な日」に立ち合わせて頂ける幸せのお礼だと言われるが、こちらは「恐縮」してしまう。それくらい保護者も喜んで頂いているなら私も嬉しい限りだ。しかしこういうことは今回限りにして欲しい。保護者有志からと頂くというわけにはいかないからだ。
・ 夕方明日の会場となる「体育館の準備状況を視察」した。生徒の応援を得て会場作りがなされる。素晴らしい会場が出来た。明日は頑張らねばならない。長い本校の歴史で明日は「記念すべき日」となろう。関西大学連携浪速中学校ができ、高校はパイロット接続指定校となる。「正門の表札」を変えねばならない。