2009年9月24日木曜日

9月24日(木)秋季例祭







・ 連休が明けて今日から学校であった。「何名が新型で休んでいるだろうか」ということが問題である。この連休中には「岸和田だんじり祭り」などもあって余計に心配していたのである。
・ 連休前の19日に新型インフルエンザで休んでいる生徒は総勢13名であった。特に2年生の一クラスに集中しており、そこは「学級閉鎖」とし、そのため内規によってすべての学校行事を中止する措置を「泣く泣く」取ったのである。
・ 今朝は「秋季例祭」が終わった後データを整理して「固唾」を飲んでの「朝会」となった。結論的に言えば「数は高校で31名、中学で3名」の感染者が出て学校を休んでいる。間違いなく増えていた。しかし中学、高校ともクラスが分散しており特定のクラスに集中はしていない。
・ 「ホット」一安心である。特に中学3年生は一人も居なくて、これで「明日からの修学旅行」は予定通り出発出来そうである。「良かった」と思う。高校では数が31名と言っても自宅ではもう熱も下がっており医師の診断書を貰うだけの生徒も居るので、この連休中に「集団感染」とはならなかったことを考えれば、すべての「行事中止」の決定は効果があったと見るべきか。
・ 例祭で学校に来てくれた「PTA会長」との話で「バザーの日を10月10日」とすることで最終合意した。折角保護者が集めてくれた品物でありこれを有効に活かす為に工夫をして代替措置をすることを確認したのである。
・ 一部の保護者から「浪速祭」の再トライを求めることがあったがもうこれは無理である。「八ッ場ダム」の中止と同じで今更どうすることも出来ない。「中止を延期には出来ない」のである。
・ しかし生徒のために何とか「細切れ」にして「簡略版」を計画できないか本日の朝会で指示した。中学は演劇などの出し物を、高校も練習を重ねてきた演奏などを短時間だけ実施するのだ。「はけ口」にはなるだろうと。

・ 「秋季例祭」も初めての試みで中庭に全校生徒を集めるのではなくて、神社前には各クラス代表だけとして他はホームルーム教室で行うようにした。司会が上手く進行してくれてスムースに進行できた。「生徒の打つ拍手」など遠く各教室から聞こえてくるのも「感じが良い」のである。
・ 元来であれば浪速祭で本校の「ゆるキャラ」の「ふく丸クンのぬいぐるみ」を体育科のK先生が身に着けて「盛り上げる」計画であったが、このようなことになったので今朝は正門の前で生徒を出迎えだ。生徒は正門を入るなりこのふく丸クンを見つけて大笑いであった。
・ 今度の出番は中学校の入試説明会や中学校の運動会になるのか。いずれにしても「遊び心」が必要であり、正式のお披露目はならなかったが、今後有効に活用していきたい。それにしても「立派なもの」が出来た。幾らかかったかここでは書くまい。
・ 何時も「直会(なおらい)」として生徒には「ノート」が配られるのであるが、今年に限り「特別記念品」として「ふく丸クンのキーホルダー」を全校生徒にプレゼントすることとした。平成21年度「幻の浪速祭記念」として大切にして欲しいものだ。これもすっきりとして大変良いデザインである。
・ 安くするために大量に作ったし、ご迷惑を掛けたのでバザーなどお世話様になった「PTA役員やお手伝い頂いた保護者の方にプレゼント」するようにPTA担当に言ったのである。こういうものは本校と関係ないところでは嬉しくないだろうが、本校の関係者であれば喜ばれると思うのである。
・ 「雅楽部」の演奏が大変良かった。「装束を新調」したのだが部員が増えて足りなくなっているらしい。「特別強化クラブ」だから支援しなければなるまい。顧問の先生に「追加発注」するように言ったのである。
・ 今度の日曜日の27日は「大阪私立中学校高等学校芸術文化祭典」が大阪厚生年金会館で13時から行われる。ここに本校の雅楽部が出演する。何とか時間を調節して観覧に行くつもりである。
・ しかし雅楽部は楽器や衣装など「高く付くが仕方が無い」。必要コストだと思っている。「本校の精神の中枢」を担ってくれているのだから極めて大切なクラブである。今度作る「新武道館には和室」を設け恐らく雅楽部の常時練習場となろう。

・ 「秋季例祭」が終わって一息ついていたところに今度当選した衆議院議員の「代議士荻原仁先生」が挨拶に見えられた。本校の卒業生である。民主党の新人で小沢チルドレンのお一人である。私は「激励」を申し上げ、出来れば文教委員会に属して教育問題を担当して欲しいと申し上げたのである。
・ しかし小沢さんというのはすごいね。新人議員には東京に居なくてよい、時間があれば支持者の処を回れと厳命されているらしい。こういう「徹底した厳しい指導者」が居ればこその民主党の勝利(?)かなと「ふいッ」と思ったのである。「リーダーの条件の一つに部下への徹底度」がある。